●良いコミュニケーション関係とは

良いコミュニケーションが築かれているときは、双方に、以下のような状況が存在しています。

この状況を理解し、知っておくことは良いコミュニケーション関係を築くための参考になるでしょう。

1)双方が相手を重要と考えている:

双方に能力、技術、上下関係、財力などの違いがあったとしても、それらを超えて、双方が互いを重要な相手として認識している関係は非常に良い関係です。

コミュニケーションをとるときに、全く対等な関係というのは少なく、コミュニケーション相手との力関係にアンバランスが生じていることが一般的です。

その力関係をコミュニケーションの場に持ち込まないことは、良いコミュニケーションを築きます。

2)双方が相手を信頼している:

相手を信じることができない限り、本音のコミュニケーションはできません。

良いコミュニケーションとは、本音を伝え合えるコミュニケーションのことです。

3)双方が真の協力をしている:

個人であっても、企業であっても単独でできることには限界があります。

真の協力関係はWin-Winの関係になります。

Win-Winでない関係は、長続きしません。

Win-Winの関係でない限り、真の補完関係を築けず双方に何らかの不満を残した不十分な関係となります。

企業において、今後は、ライバル関係であっても連携していくことが迫られています。

自社に有利となることだけを考えた提携は最終的に失敗に終わる可能性が高くなります。

4)双方が共感し損得の利害が一致している:

個人においては、損得を無視した共感が得られる可能性はあります。

その関係は、最高の良い関係と言えるでしょう。

この場合、損をする側が、損しても相手と同じ共感を得ることのほうが嬉しい(恋愛関係のピーク時において見ることができます)という考えであるならば、大きな意味で利害の一致であると言えます。

企業においては、片側のみが損をすることを前提にしたコミュニケーション関係はありえません。双方がプラスになるWin-Win関係が成立している状況が良い関係です。

5)双方で目的が一致している:

良い関係を築くには、目指す目的が一致していることが必要です。

一時的に利害関係のアンバランスが生じても、長期的な目的が一致していれば、良い関係は継続できます。